最近、血液をサラサラにする成分のエリタデニン、カルシウム吸収を助けるビタミンDが多く含まれているといわれ、生活習慣病の予防に脚光を浴びています。しかし、現在流通しているものは機械(熱風)乾燥が多く、実はビタミンDがほとんど含まれていません。そこで、食べる前には(生・乾燥どちらも)、必ず裏側を日光に3〜10分ほど干しましょう。私の研究結果から、これだけで、ビタミンDが確実にアップすることがわかりました。
利用情報
採取時期 | 春・秋 |
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利用部位 | 子実体(天日干し) |
利用方法 |
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相性のよい薬草 |
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注意すること |
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薬草の徒然日記
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基本情報
生態的特徴 |
自然界では、主にクヌギやシイ、コナラ、ミズナラ、クリなどの広葉樹の枯れ木に発生する。
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形態的特徴 | 短い円柱形の柄の先に、傘を開く。枯れ木の側面に出ることも多く、その場合には柄は大きく曲がる。傘の表面は茶褐色で綿毛状の鱗片があり、裏面は白色で、細かい襞がある。 子実体の発生時期は春と秋で、適温は10〜25℃と幅があり菌株によって異なる。子実体の傘はほぼ円形で、上面は褐色~暗褐色、綿毛状の鱗片があり、傘の下の肉、細かい襞は白色で茎の部分から外に向かって密に並んでいます。 茎は長さ3~4cmの繊維質で、中は充実して強いものです。 |
生薬名 | 香蕈(コウシン) |
用途 | 益気、健脾、健胃、化痰、貧血、高血圧 |