山菜の王様とも言われる「たらの芽」ですが、ほろ苦さと栄養価が高いことで人気です。阿蘇の山沿いにも自生しているたらの木をよく見かけます。棘があるため収穫時は必ず厚手の手袋が必須となり慎重に作業しています。 棘の少ない女だら(メダラ)と棘の多い男だら(オダラ)があるようです。
この薬草を使ったオススメ商品
利用情報
採取時期 | 根・樹皮・枝・葉:秋、芽:3〜4月 |
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利用部位 | 根・樹皮・枝・葉・芽 |
利用方法 |
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相性のよい薬草 |
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注意すること |
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基本情報
生態的特徴 |
落葉低木
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形態的特徴 | 高さ2〜5m。幹はあまり分岐せず真っ直ぐに立ち、上方で枝分れし、葉は先端だけに集中する。樹皮には大きなとげが多くある。葉は奇数二回羽状複葉で、長さ50〜100cmにも達する。葉柄は長さ15〜30cmで基部がふくらみ、葉を四方に突き出す。小葉は卵形から楕円形で長さ5〜12cmで裏は白色を帯びる。葉全体に毛が多いが、次第に少なくなり、柄と脈状に粗い毛が残る。 夏に白黄色の小花を球状に集めてつけ、花弁は三角形で5枚、雄しべは5本で突き出ている。花後、紫黒色球形の核果を結ぶ。幹に棘が少なく、葉裏に毛が多くて白くないものをメダラといい、食用に栽培されている。 |
生薬名 | 楤根皮(タラコンピ) |
生薬成分 | サポニン (α-タラリン、β-タラリナロシドABCなど) 、トリテルペン、ステロールなど |
用途 | 血糖 |