若い頃、井戸さらえ(浅くなった井戸を元の深さに戻すため土を掘り出すこと)をした土を、何もない場所に積み上げたところ、いつの間にか、すぎなが芽を出しているのに驚いたものです。発芽の条件が整うまで長い間待ち続ける強い生命力は、薬草としての効果を存分に発揮してくれることと思います。
この薬草を使ったオススメ商品
利用情報
採取時期 | 5〜7月 |
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利用部位 | 全草 |
利用方法 |
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相性のよい薬草 |
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基本情報
生態的特徴 |
夏緑多年生シダ植物で、一度生えると除草が大変困難。
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形態的特徴 | 長く横走する黒褐色の根茎から直立した地上茎を生じ、輪状に枝を出す。茎は2種類あり、淡褐色の胞子茎はつくしと呼ばれ早春に生える。栄養茎はすぎなと呼ばれ、つくしの後に生え、30cm程の高さ、緑色で節に鱗片状の葉をつける。 |
生薬名 | 問荊(モンケイ) |
生薬成分 | 珪酸、サポニン、フラボノイド脂肪、ビタミンC |
用途 | 利尿薬 |