




熊本では太刀に似ていることから「タチワケ」と呼ばれていました。古くから膿を出す妙薬として知られています。日本には江戸時代に伝来したといわれ、マメ科の中でも最大級の実(さや・豆)がつきます。馴染みがないと思われる方も多いですが、福神漬けの7種野菜の1つであり、健康茶としても人気があります。
利用情報
| 採取時期 | 8月中旬〜10月下旬(霜が降りる前まで) |
|---|---|
| 利用部位 | 根・茎(つる)・葉・花・実(さや・豆) |
| 利用方法 |
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| 相性のよい薬草 |
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| 注意すること |
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- ※ 本サイトの情報は、阿蘇薬草園創業者の幼少時代からの経験や、熊本を中心に語り継がれてきた民間薬草の使い方を収集し、実践した内容をもとに、現代に合わせてわかりやすく編集したものを掲載しています。
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基本情報
| 生態的特徴 |
蔓性一年草
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|---|---|
| 形態的特徴 | 葉は長い柄のある複葉3組の小葉。夏、葉の脇から長い柄を出して淡紅紫色~白色の大型の蝶形花を総状につける。実のさやは扁形で長く大きな刀状で湾曲し、30〜50cmほどになる。種子は長さ3cmくらいの円形で、種皮は淡紅色〜白色。 |
| 生薬名 | 刀豆(トウズ) |
| 生薬成分 | タンパク質のグロブリン系、カナバリン、コンカナバリンA,Bなど |
| 用途 | 血液浄化、血行促進、排膿、消炎 |



