今や美容・健康食の代表になりつつある玄米食ですが、「体に良い・悪い」という賛否両論をよく聞くようになりました。私自身、入院中のひどい便秘が帰宅後の玄米食で解消された経験があり、普段も玄米を主食としています。しかし、他の薬草にもいえることですが、誰もが等しく同じ効果を得るわけではありません。心の在り方で「誰1人として同じ人間はいない」とよくいわれますが、人の身体も同じです。自分の環境や体質・体調を見極め、自分に合った方法を見つけることが重要です。
利用情報
採取時期 | 8月下旬〜11月上旬 |
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利用部位 | 実(穎果) |
利用方法 |
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相性のよい薬草 |
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基本情報
生態的特徴 |
熱帯性多年草(日本では1年草)。寒冷な気候に比較的強く、湿潤な温帯や夏期に比較的高温になる亜寒帯に適している。
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形態的特徴 | 高さ60~100cm。管状の稈を多数分岐させ、節ごとに1枚の細長く、硬い、肉薄の葉。夏には長穂が突き出て、小さな白い花をつける。開花時間は2〜3時間。秋に実が熟すと下垂する。 |
生薬名 | 粳米(コウベイ) |
生薬成分 | でんぷん、デキストリン など |
用途 | 滋養、緩和、清涼作用、胃腸を整え血糖降下、脱水抑制作用 |
出典 | 生薬名〜用途:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 薬用植物総合情報データベース(http://mpdb.nibiohn.go.jp/) |