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阿蘇神社の桜

3/29 日曜日には、晴れてあたたかくなり、つぼみから一気に桜が満開になりました。

阿蘇神社の震災で倒壊した楼門や拝殿は、解体修理が進み、足場が組まれ、組立工事が始まっています。
ここ阿蘇神社は、拝殿に向かってのびる参道ではなく、珍しい横参道になっています。
神社境内の東側に、南北にのびる参道は、「南を阿蘇の火口、北に国造神社」と解説されていますが、鳥居からまっすぐ眺められるのは、阿蘇五岳で一番高い「高岳」です。
阿蘇神社は2000年以上の歴史があり、古くは山岳信仰も融合されているそうで、そのなごりではないかと、ガイドさんはおっしゃいます。
昔、高岳にはそびえ立つ岩塊があったそうですが、熊本地震より昔の地震で崩れたそうです。

写真2桜並木と高岳

神社でお参りをします時、まず、手水舎で、手や口をすすぎますが、
阿蘇神社では、「銘水 神の泉」と掲げられて、お清めされた湧水がこんこんと流れています。
この湧水は長寿の水といわれるそうで、手水舎の隣に、水汲み場も設けられています。

写真3阿蘇神社の手水舎

この辺りは、阿蘇カルデラの地下水が、地表まで湧き上がる地帯で、

門前町では、水基と呼んで、いたるところで湧水がいただけるようになっています。

阿蘇薬草園の直営店は、この門前町にあり、この湧水を汲んで、お茶をいれております。

ここでしか味わえない、おいしいお茶です。

 

 

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