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かなやみどり[茶農林30号]

かなやみどり

学名
Camellia sinensis
科名
ツバキ科
昔から使われてきた利用効果
  • 消炎
  • 肥満予防

4月中旬の新芽

4月中旬の新芽

5月下旬の若葉

5月下旬の若葉

7月中旬の茶畑

7月中旬の茶畑

8月下旬の茶畑

8月下旬の茶畑

10月中旬に白色の花をつける

10月中旬に白色の花をつける

民間薬草研究家 井澤嵯壽のひと言

煎茶はミルキーな甘い香りが特徴。抗アレルギー作用があるといわれる成分を多く含んでいることで、花粉症・アトピー対策で「べにふうき」に替わるお茶として注目を集めています。阿蘇薬草園では、農薬・化学肥料を使わずに育てた成熟葉と茎を乾燥させ、蒸さずに真っ黒になるまで高温で煎りあげ炭化状態に仕上げる独自製法を考案し「阿蘇お狩場茶」が誕生しました。

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利用情報

採取時期 1〜12月(通年)
利用部位 茎・葉
利用方法
  • 飲用
    約1Lの水を沸かし大さじ3杯程度の茶葉を入れ、中火で10分ほど煎じます。急須には小さじ1杯程度の茶葉を入れ、約300mlの熱湯を注ぎ3~5分ほど蒸らします。こってりした肉料理や油っこい食事におすすめです。
  • ※ 本サイトの情報は、阿蘇薬草園創業者の幼少時代からの経験や、熊本を中心に語り継がれてきた民間薬草の使い方を収集し、実践した内容をもとに、現代に合わせてわかりやすく編集したものを掲載しています。
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基本情報

生態的特徴 常緑低木の耐寒性。
  • 国内分布:
    栽培 関東以南
  • 生育場所:
    日なた~半日陰
  • 開花時期:
    9~11月
形態的特徴 高さ1〜1.5m。葉は互生し長さ約8cm、やや厚く鋸歯があり、表面は葉脈にそって凹凸がる。枝はやや細めで、幹に少しざらつきがある。9~11月に直径3〜4cmで花弁は5枚で白色の花をつける。果実は直径約3cm、秋から冬に熟す。1つの果実の中に3つの種子がある。熟した果実は自然に裂け、褐色で直径1cmくらいの硬い種子を散布する。落下した種子は翌年の春に発芽。
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