herb

げんまい

学名
Oryza sativa subsp. japonica
科名
イネ科
別名
稲(アジアイネ・ジャポニカ種)
昔から使われてきた利用効果
  • 便通
  • 老化対策
  • 肥満予防

阿蘇のきれいな水と無農薬で栽培

阿蘇のきれいな水と無農薬で栽培

9月中旬の稲穂

9月中旬の稲穂

9月中旬の田んぼ

9月中旬の田んぼ

9月中旬の稲穂

9月中旬の稲穂

10月中旬の収穫時期

10月中旬の収穫時期

たわわに実った10月中旬の稲穂

たわわに実った10月中旬の稲穂

収穫風景

収穫風景

その場で脱穀して袋詰め

その場で脱穀して袋詰め

民間薬草研究家 井澤嵯壽のひと言

食の多様化により、お米を食べる習慣が減ってしまった現代ですが、玄米茶は馴染みのあるお茶のひとつでもあります。香ばしさと飲みやすさが特徴です。阿蘇薬草園の玄米茶はじっくり時間をかけ、黒く色づくまで焙煎しています。

利用情報

採取時期 8月下旬〜11月上旬
利用部位 実(穎果)
利用方法
  • 飲用
    乾燥した玄米を焙煎(フライパンなどで煎る)し、お茶として飲みます。日本茶や他の薬草とブレンドするとさらに美味しくいただけます。解毒・抗酸化作用に優れているといわれ、便秘の改善、ダイエット、老化対策に使われてきました。
  • 食用
    玄米をご飯として食べる場合、初めての方は、白米に混ぜるか、3・5・7分づき(精米)をおすすめします。浸水は3時間以上、一晩が目安です。炊く前に塩を1つまみ入れると、灰汁抜きができ、美味しくなります。水は多めに入れるのがポイントです。炊飯器の玄米モードを使えば簡単にできますし、圧力鍋や土鍋で炊くとモチモチと美味しく炊きあがります。
相性のよい薬草
  • 日本茶/よもぎ/かきどおし/どくだみ/柿の葉/桑の葉
    玄米の風味を活かしながら、解毒、高血圧の予防、便秘の改善、老化対策、ダイエットなど相乗効果が期待できます。
  • ※ 本サイトの情報は、阿蘇薬草園創業者の幼少時代からの経験や、熊本を中心に語り継がれてきた民間薬草の使い方を収集し、実践した内容をもとに、現代に合わせてわかりやすく編集したものを掲載しています。
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基本情報

生態的特徴 熱帯性多年草(日本では1年草)。寒冷な気候に比較的強く、湿潤な温帯や夏期に比較的高温になる亜寒帯に適している。
  • 国内分布:
    全国
  • 生育場所:
    栽培
  • 開花時期:
    7月下旬〜8月中旬(品種によって違いあり)
形態的特徴 高さ60~100cm。管状の稈を多数分岐させ、節ごとに1枚の細長く、硬い、肉薄の葉。夏には長穂が突き出て、小さな白い花をつける。開花時間は2〜3時間。秋に実が熟すと下垂する。
生薬名 粳米(コウベイ)
生薬成分 でんぷん、デキストリン など
用途 滋養、緩和、清涼作用、胃腸を整え血糖降下、脱水抑制作用
出典 生薬名〜用途:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 薬用植物総合情報データベース(http://mpdb.nibiohn.go.jp/
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