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  • 井澤敏の薬草小話

山菜の王様 たらの芽

阿蘇では野焼きも終わり、春本番を迎える準備が整いました。
今冬は厳しい寒さが続いただけに、春の訪れは喜びもひとしおです。

阿蘇の野焼き

さて、春といえば山菜採り。
この時期に山に入ると、植物の芽吹く力に圧倒されますが、萎縮した冬の心身を開放する良い機会です。
木の芽時は精神や身体のバランスが非常に不安定になる時期ですので、自然界の力を上手に取り入れていきたいですね。

そこで今回は、山菜の王様といわれる「たらの芽」についてお話しします。
「たらの芽」は『たらのき』の新芽のことで、私の子供の頃は「ダラン芽」と呼び、春になると兄たちと戸島山へよく採りに行っていたものです。

春の野山

王道の天ぷらをはじめ、茹でて酢味噌、和え物、薬味など幅広く食されてきました。
古くから、健胃や強壮・強精作用、糖尿の改善に優れているといわれ、栄養価が高く毒消しにもなるので、冬から夏にかけて変化する体内バランスを整えてくれる格好の食材といえます。

『たらのき』は日本各地に分布しているため、春先の3月下旬から寒い地方では6月下旬まで「たらの芽」を採ることができるようです。
採る際は、先端の芽だけ摘み、下芽は必ず残すこと。全部の芽を採ってしまうと枯れる恐れがあり、次の年も元気な芽をいただけるよう、採り尽すような乱獲行為は絶対にしないでください。
また、『たらのき』の中でも「オダラ」はトゲがあるため、皮手袋などを使用して採ることをおすすめします。
背が高く伸びているものもありますので細心の注意が必要です。

たらの芽

今回は「たらの芽」を簡単に紹介しましたが、 根・樹皮・枝も薬草として昔から使われてきました。
そのお話しはまたの機会、採取時期の秋頃にできればと思います。
それでは皆様、安心安全を心がけ、新しい命に配慮して、春の山を楽しんでください。

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