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  • 井澤敏の薬草小話

すぎなの思い出

私の生まれた所は熊本市東部地区、戸島山の麓で『すぎな』はまったく見られませんでした。
湧水などが非常に少なかった地域で、私の家は井戸水で、水位が下がると井戸を浚えて(砂利や土を取り除く)いました。
私はこの浚えられた土から杉の葉に似た草が生えてきたのが『すぎな』と知って大はしゃぎしました。

すぎな

そして「つくし誰の子すぎなの子」の言葉を祖母から聞き、『つくし』がどんなものかを見たいと思い、どこに行ったら見られるか連れて行って欲しいとせがみ、翌年の3月頃だったか、探しに上益城郡木山町の木山川まで1時間半くらい歩かされ見に行ったことを思い出します(昭和24年6歳の頃)。

とてもきつかったことが印象的に残っており、「もう決して今からは言いださん(もう今からはこんなことは言わない)」と言ったら、益城町にある飯田山と金峰山の神話背比べの逸話(金峰山と飯田山の背比べの為、竹のトイ(樋)をつなぎ両山にかけて水が流れていった方が低いというあり方)で、水は結果的に飯田山の方へ流れたので飯田山は「今からこんなことは決して言いださん」と言ったそうな・・・との神話など、面白く話してくれたことなど祖母の知識に驚いています。

昔話

こんな昔話も今は語ってくれる人もいなくなりました。残念なことです。
野草(薬草薬木香草香木)についても今の年老いた人たちから聞けなくなっていると、私の脳裡(脳裏)に重なります。伝承することの大事さ、文化の伝統の継承の重大さを感じます。

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